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レゴブロックが生産性を飛躍的に高める

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レゴは大人の間で静かなブームに

いま大人のレゴブロックが地味に流行っているみたいですね。レゴシリアスプレイ(LEGO® SERIOUS PLAY®)という体験型ワークショップを通じて仕事の価値観を形にしてそれをチームで共有する中で価値観の共有やチームビルディングに繋げていくそうです。

レゴ®シリアスプレイ®徹底ガイド、魅力、評判まとめ (lspcoaching.com)

私はレゴシリアスプレイはやったことありませんが、7歳の息子に付き合ってほぼ毎日レゴブロックで遊んでいます。

だいたいは息子から「パパ、ヘリコプター作って」「戦車作って」果ては「なんかすごいもの作って」との無茶な注文がありそれに対応していく形です

レゴと仕事は通じる部分がある

日常的にレゴを触る中でつくづく思うのが、「レゴと仕事は通じる部分がある」ということです。手持ちのブロックという有限のリソースを用いて、発注者(息子)を満足させる成果物を作製し納品するという意味ではまさしく仕事そのものと言えます。

レゴはさまざまな色形のブロックで構成されているんですが、やはり造形に使いやすいブロックとそうでないものがあるんですよね。細長いものや幅広のブロックは組み立てに使いやすいので真っ先に息子が使っていきます。

そして私の手元には、小さくていびつで造形に使いにくいブロックだけが残ります。それを指さしながら息子は「パパ、これでヘリコプター作って」と注文してくるわけです。

手元にあるカスみたいなブロックだけで、ヘリコプターのような大物を作るのは正直至難のわざです。もちろん「これじゃ作れない。無理だ」というのは簡単ですが、私はレゴに限っては絶対に「無理」とは言わないようにしています。

一見無理そうでも、現有のリソースがゼロではない限りヘリコプターを作れる可能性はある。

ぎりぎりまで息子の満足感を充足させるような造形にトライしてみる。

それこそがレゴブロックの醍醐味ではないかと考えています。

行き当たりばったりで作製をはじめたら確実にブロックが足りなくなりますので、そこは知恵を絞っていかなければなりません。

ヘリコプターを最小構成で作り上げるにはどうしたらいいか

何が付いていればヘリコプターと言えるのか

そもそも、ヘリコプターの本質とはなにか

子どもの隣でそんな哲学的な問いを自分に発しつつ作業を進めていく。

そして自分なりにヘリコプターの本質を追求し、それを最小構成で造形した成果物を子どもに示して喜んでもらえたときは何とも言えない満足感があります。

レゴ”縛りプレイ”で生産性向上トレーニング

ある日気づきました。「あー、これって仕事と同じじゃん」って。

仕事なんて多かれ少なかれ、限られた人員と予算と時間とでなんとか成果物をひり出すものですよね。最小のリソースを使って最大のアウトプットを出すのが仕事の本質であれば、レゴを使った”縛りプレイ”は生産性を高めるトレーニングとしてアリかと思います。

レゴブロックをお持ちのビジネスパーソンの方はぜひトライしてみてください。

ABOUT ME
幸島誠
幸島誠
キャッシュフロー改善コーチ
中小企業診断士
化学品メーカーで経理財務、経営企画部門のマネージャーを歴任
現在は中小企業を対象にキャッシュフロー改善を主軸とした伴走支援を行っております。
数字が苦手なビジネスパーソンに会社のお金の流れをシンプルにお伝えていきます。
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